コスプレを始めた当初、カメラマンに撮ってもらうという概念がなく、
レイヤー友だちと撮り合いや三脚を使っての撮影がほとんどでした。
100枚撮って1枚使える写真データがあるかどうかというぐらいのレベルだったと思います。
ストロボまで使った撮影なんて滅多になかったしましてや2灯なんていったら「うわ、ガチのカメラマンや…」って腰が引けるような感じでした。
私が初心者レイヤーとしてコスプレ活動を始めたときにはスマホが普及して3年経っていたので、BeautyPlusは既にあって、「データより写メの方が盛れるね」っていうのが当たり前だったんです。
データVS写メ
数年前まではコスプレイヤーズアーカイブやCureなどのサイトのギャラリーで渾身のコスプレ写真をアップするのが主流で、速報用写メはボイス機能で今のツイッター代わりに使っていたかと思います。
なのでデータと自撮り写メは一応棲み分けがされていたので、「写真データより速報用写メの方が伸びるんだよね」という悩み(?)はツイッターならではなのではないでしょうか。
ツイッターは「なう」が映える場でもあるため、速報用写メはそういった意味でも強いです。
もちろんちゃんと作りこんだ撮影データがあるからこそ、見る人は写真データ上がるの楽しみにしてるねの意も込めて速報用写メにいいねすることも大いにあると思います。
速報用写メは「これが完成形じゃない」「写真データはもっとすごいぞ」という見る人に期待を持たせてくれるからなのか、取り急ぎ要素があるので見る側の目もさほど厳しくありません。
なので、速報用写メが伸びるのは、一概に写メの方が需要があるからというわけではなく、そのあと上がってくる撮影データへの期待と相互作用していいねがつくのかなという考え方もあると思っています。
速報用の写メが伸びてフォロワーが増えるのは、そのあと写真データが上がってくるのを見たくてリストに入れてくれてるのだととらえれば、速報用の写メに力を入れる価値は大いにあると思います。
鍵アカでツイッター活動をしているレイヤーさんでなければ、多くの人にコスプレ写真を見てもらいたいという気持ちが一様にあると思うので。
自撮りを極める
多い時は一日の撮影で100枚、どんなに時間がなくて少なくても10枚は自分のスマホで自撮り写メを残します。
カメラマンさんの撮ってくれる写真だけに集中しても良いと思いますが、せっかくならその宣伝用に速報用写メは残しておきたいと私は思います。
それだけ枚数残せば速報ツイート用の2,3枚は良いのがあるでしょうって感じですが、そんな中でも撮るときに私が意識していることをまとめたいと思います。
~あくまで私の自撮りの方法~
・ライト付き自撮り棒(なくてもいいけどあった方がいい)
・自分の利き顔(※)を知ってそれを全面的に出す
・「盛れる角度」でまず何枚も撮る光を求めて【重要】
・「盛れる角度」はひとまず捨てて「キャラっぽい角度」でも何枚か撮る
・ブレやすいならスマホを両手で持つ
・余白を埋める構図やポーズをとるキャラっぽいポーズは何パターンかあった方が良いです
・見切れないよう腕はいっぱい伸ばす
・衣装の見せたいところまで収めるex.ベルト,小道具
利き顔を知る
利き手利き足があるように、顔にも得意の左右差があります。
日本人の女の子のほとんどは左側が利き顔とも言われています。
利き顔の方が表情筋が発達していて、シュッと決まるのです。
コスプレするキャラクターによってウィッグの形で片方目が隠れてしまうだとか、見せたいアクセサリーがある方だとか片方にアクセントがある場合は、利き顔より見せるべきものを優先してもいいかもしれません。
私の場合、利き顔は左です。
左の方が目が釣り目になっていて若干細くて、右目はより円らで大きく見えます。
左側を向けて大きく見せることで右目が変に大きく見えないようバランスがとれるのです。
完全に横顔のときや、タレ目のキャラのコスプレのときは右側で勝負できます。
このようにめちゃめちゃ自撮りしたり写真データを分析して自分の顔の特徴(左右差)を把握することは、被写体力を上げるうえでとても重要というか有利なことです。
自分の利き顔を知った後は、それを大いに利用はするべきですが、
利き顔にとらわれ過ぎないようにも注意したいところです。
同じ顔の向きばかりの撮影データだと後で後悔します。
速報用写メをツイートする
速報用写メが用意出来たらツイッターに画像付きでつぶやきます。
とらわれる必要は無いですが、
1枚だけの場合は横、
2枚の場合は2枚とも縦、
3枚の場合は1枚目が縦で2,3枚目が横
の画像にした方が、TL映えします。
速報用写メのポイントは
自分が納得して載せられる写真というのが最優先ですが、
・キャラクターっぽさがあるか
・本人が楽しそうであるか
という点も重要だなと感じます。
写真が素敵だから「いいね」
クオリティが高くて「いいね」
あらゆるチョイスが「いいね」
キャラクターっぽくて「いいね」
楽しそうで「いいね」
顔が「いいね」
色んな観点から関心や評価というものは集まります。
どんなコスプレもいい思い出にしたいから、楽しそうなのはぜひ残してほしい残しておきたいなと思いました。